今年も梨の花が満開です。
梨はバラ科ですので、同じ仲間の桜の花とよく似ています。
また、梨の花はきれいですが、全部咲かせるといい梨ができないのです。
蕾で間引いて、なるべく最小限にて花を咲かせるのがいいのです。
なぜかというと、花を開花させるにはとても沢山のエネルギーを必要とします。
このエネルギーを花を減らして消費しないようにするのです。
またこの時期は遅霜にも気をつけなければなりません。雌しべが霜でやられると
梨が結実しません。
2年前は低温や霜で収穫量が3分の2になりました。この時期で恐ろしいのは霜なのです。
昨日は外温がマイナスになりそうだったので、夜中、梨畑でずっと温度計と草や梨の葉っぱを
観察をしていました。午前3時過ぎにはマイナス2度になり、草に霜が降り始めたので霜対策を
してきました。少し寝不足気味です・・・。