2015年7月

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先日の台風は九州に上陸はしましたが、勢力が衰え特に被害は出ず良かったです。しかし、他にも果物にとって厄介なものがいます。
イノシシ、カラス、ヒヨドリなどです。特にイノシシは体も大きく枝まで折る始末。イノシシ避けに電柵をしておりますが、草が伸びるとそこから漏電をし電線に電気が流れなくなります。先日、その少しの隙からリンゴ園に入り、届くところはすべて食べられてしまいました。管理がいきとどかなかっ隙を狙われたのですが今年もリンゴの収量は少なそうです。
次にカラスですが、カラスは頭がよく、おいしい梨から食べて行きます。
まるごと一つ食べてくれればいいのですが、少しづつ突いてまわるので、こちらも厄介です。ロケット花火や爆音機で対処しています。

カラスから食べられた写真です。
台風12号が九州の西を北上、今夜にも長崎付近に上陸の可能性もあります。
 梨農家にとって台風は天敵です。これまで幾度も梨を落とされ、収入が無い年もありました。だから台風が日本近海へ来るといつもヒヤヒヤしており、今日は極度に緊張、心配をしております。
 今日は梨が強風で落ちないように、棚に枝を結びつける補強作業をしてきました。あまり台風が九州へ近づかないように祈るばかりです。

気象庁ホームページより