2017年8月

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幸水梨の収穫が一段落しました。
そして豊水梨の収穫をはじめました。8月30日位から本格的に豊水梨の出荷を
始めます。今年の豊水梨は甘みと爽やかな酸味の調和が良いです。

心配しておりました。稲も嬉しいことに穂と花をつけました。数量は減るとは思いますが米の収穫はできそうです。川水のポンプアックや水の運搬をした甲斐がありました。

昨日は地元有志にて福岡市近郊にて杷木地域の被災した小学校や児童の為に募金活動を行ってきました。たくさんの方から募金をいただき、暖かいご支援や気持ちに感謝し、私達も元気や復興へのやる気をいただきました。

 
稲の穂(花):川水のポンプアックや水の運搬、時々の雨のおかげで穂ができました。数量は減るとは思いますが米の収穫はできそうです。


収穫前の豊水梨:豊水梨の収穫を始めました。 
 先日よりの灌漑用水について、台風明けに水路の土砂を取り除くことになっており現地確認があったのですが(梨の収穫で出席できず)、沢(土石流の後)やライフライン・県道の復旧工事(県担当)、と重なり沢の水を水路に引くことができないとの結果になったそうです!
 河川は国、小さい沢や道は県、そして市、それぞれで決められた場所の復旧工事をしており、横のつながり、連携が取れていないのにびっくりしました。ライフラインの優先とそれぞれの復旧エリアがあるのでしょうが、今回のような事が無いように、連携をしっかりとった復旧をしていただきたいものです。
 結論として、2転、3転しましたが、灌漑用水は来ない結果となりました。連絡を受けたとき、希望を持っていただけにショックは大きかったです。それでも、自己努力はしていきます。

 
毎日、川から水を汲んで田んぼにもって行ってます。適度な雨が降って欲しいものです。


幸水梨:だいぶ量が採れるようになりました。 
まずは台風が直撃が無かったので一安心です。

台風対策は風で揺れる梨の実の傷を防ぐために、枝などにガムテープを張ったり、収穫をいそいだりの対策をしていました。

対策の映像・記事(NHKニュース)

http://www3.nhk.or.jp/fukuoka-news/20170804/5755111.html


今回はそれましたが、9月・10月までは台風が来る可能性があるので油断はできません。
迷信ですが、初夏に蜂の巣が上のほう屋根近くにできていたので今年は台風があまり
来ないのではと思っていました。

緊急避難指示も解除されましたので、今日も収穫・出荷を頑張ります。


梨畑:毎日少しづつ収穫をしております。
8月1日、2日と熟れたのを少しづつ収穫しておりましたが、今日より本格的に収穫を始めました。大雨災害がありましたが、日照時間自体は多く、糖度のある梨に育っております。順次発送してまいりますのでよろしくお願いいたします。


幸水梨:お盆まで順次収穫していきます。

朗報が1つ入りました。先日からの灌漑用の水問題。昨日、流された水路の取水口や水門にて市の担当者と協議とお願いをいたしました。その結果、川の水をポンプアップするのではありませんが、水路の土砂撤去をして山から流れる沢の水を集めて水路に流すことになりました。水量は少ないですが、水が来ることになりますので、稲は生き残ることができます。本当によかったです!


ですが悪いニュースもはいりました。台風5号です。予報では6日当たりに九州へ上陸の可能性があるとのこと。今の時期台風が来て被害がでると、ご注文をいただいた梨も出荷できなくなりますし、1年分の苦労が無に帰することなります。そして、大雨で被災されたところも更なる被害が予想されます。台風は本当に来て欲しくないです。


台風進路予想図:米軍資料